牧歌の里ではラバディーングロッソをはじめ約 2500 株のラベンダーが植えられています。
6月下旬から8月上旬まで、花の穂がとても鮮やかなラベンダーや、
クラフトに適した美しさを持つラベンダーなど、いろいろな種類を楽しむことが出来ます。
刈り取りを行ったラベンダーは園内の「ラベンダー蒸留所」でオイルの抽出を行い園内で販売されます。
牧歌の里を紫色に染めるラベンダー。園内に漂う香りでも癒されてください(6月下旬～8月上旬)
- 朝一番で刈り取られたラベンダーを「グリーンドア」横の蒸留小屋へ運び込みます。 １回の蒸留で使うラベンダーは大きなケースに約１０個分。これを全てお釜の中に入れます。
- 蒸気を送るボイラー、ラベンダーを入れるお釜、オイルを含んだ蒸気を冷やして液化する冷却装置からできています。
- 効率よくオイルを抽出するために、お釜には何回かに分けて足で踏みこみながら、隙間なく詰め込みます。
- お釜のフタを吊り上げてあるワイヤーを緩めながら慎重に被せて密閉してから冷却装置とお釜を接合して準備完了！
- 冷却装置の下部にあるL字の鋼管から冷却されて液化した蒸気が、オイルと水の混じった状態で出てきて、分離槽に移されます。分離槽では中心部にも管が設置されていて、比重の違いによって、ここでオイルと水に分離されます。
- 水は溢れた分から取り出して、タンクに移されます。
- 中心部の管からはオイルが少しづつ出てきます。１０ケースのラベンダーからはわずか３５０mlのオイルしかとれません。この後、オイルは冷暗室で熟成されて、翌年エッセンシャルオイルや石鹸、バスソルトなどに加工されて販売されます。
